世の中にはお金に縁がなく、お金についてずっと不安を抱えながら生活している人もいれば、効率的に稼いで楽しく使って生きている人もいます。

そして、お金に縁がない人は往々にして、「自分はお金に縁がある人生を送ることはできないという思い込みを持って人生を送ります。

 

こうしたネガティブな思い込みや思考のクセのことをメンタルブロックと言います。

お金のブロックとは

簡単に言うと『お金に対する勘違い』です

 

例えば、お金の話をする時に、

「お金は大事だけど、お金がすべてじゃない!」

って主張する人たまにいますよね?

 

こういったセリフ、実はお金に対する心理的ブロックの現れなんです。お金がすべてでないことくらい、大抵の人はわかってます。

それを、わざわざ「お金がすべてじゃない!」って言うってことは、お金に対して何かやましい気持ちがあるんです。

 

車の話をするのに「車がすべてじゃない!」なんて、わざわざ言いませんよね?

お金のブロックはどこからやってくるのか?

人間の思考パターンというのは、それまでの経験、つまり『記憶』によって作れられています。

お金のブロックも然りです。過去にお金に対するネガティブなイメージが刷り込まれてきたことが原因です。

① 社会からの刷り込み

あまり言いたくはありませんが、日本では毎日のようにお金に関するネガティブなニュースを目にします。

・金銭詐欺や強盗、政治献金

・所得隠しなどの脱税

・借金による自己破産

・ネオヒルズ的豪遊生活

・遺産相続に関する揉め事

などなど。

 

これらのニュースからお金に対して良いイメージを抱くことは、ちょっとキビシイですね。

本当は、人間的な魅力を持ったお金持ちの方が多いんですけど、そういった人たちは派手に表に出ることはなく、『品のないお金持ち』ばかりがTVなんかでは取り上げられます。そっちの方がエンタメ性が高いからです。

こんな感じで、お金に対する負の情報やお金持ちに対する粗悪なイメージをガッツリと刷り込まれてきたわけです。

② 両親からの刷り込み

親は子の最大の洗脳者だと言われています。

両親がお金に苦労しているのを見てきた場合、「お金を稼ぐのは大変なことなんだ」という認知パターンができてしまって、それが心の奥でブロックとして信念を形作ります。

また、両親だけでなく、お金に対して否定的な大人たちに囲まれて育った場合も同様です。

③ 『労働信仰』による刷り込み

日本には、

「お金は汗水流して稼いでナンボだ!」

という雰囲気が充満しています。

 

日本人というのは『労働信仰』とでも言うべき文化を持っているので、長時間働くことが自慢にさえなりうるような、わけのわからない雰囲気があります。

「すごい忙しくて休みも返上して働いてるよ!」

なんてことを皮肉と自慢混じりに言われて、普通なら同情のひとつでも入るべきところかもしれないけれど、言ってる本人が若干誇らしげなので、どうにも首をかしげたくなりますね。(苦笑)

④ 『お客様は神様』信仰による刷り込み

日本人の心の奥底には「お客様は神様」という信念が根を張っています。

これ基本、『クレクレマインド』です。

 

「自分はお客だから・・・

 お金を払ってやってるんだから・・・

 だから、色々してクレて当たり前。」

 

こんな感覚が無意識に根付いていて、等価交換という本来の価値交換の原則からは程遠いものになってたりします。

⑤ 『清貧思想』による刷り込み

日本(アジア圏)には、「貧しくても心は豊か」という清貧の思想が根付いています。

 

「わたしお金はそんなにいらないんだ。大きな家も良い車もそんなに興味ないんだよね。」

と言う女子に会ったことがありますが、今、その時のことを振り返ってみると、

「お金がなくても心が清らかなら幸せだからさ。」

というメタメッセージが口調から読み取れなくもないですね。

お金に支配された人生を生きている

人間の行動のベースには思考があります。ですので、お金のブロックが大きいとお金に対して勘違いしたアクションしか取れません。アクションが間違っていると、いつまで経ってもお金が自分の元へやってきません。わかりやすい例が、宝クジギャンブルですね。

世の中の大半の人は、そうやって無自覚のうちにお金に支配された人生を送っているのです。

もちろん、宝クジやギャンブルをやらない人も、お金に縁のない人生を送っていたり、お金に縁のある人生に近づいている実感がないのなら、それは『お金のブロック』に行動を支配されていると考えて間違いないですね。

お金のブロックを解除する4つの方法

そうとわかれば、ブロックを外して自由になりましょう。

ちなみに、「あなたの心のブロック解除します」なんていう『笑ゥせぇるすまん』的ビジネスもあるみたいですが(笑)、そんなもの必要ないです。

ブロックの解除法、それは【抽象度を上げる+行動】です。

① お金は価値の交換手段だと理解する(抽象度を上げる)

お金がない時代は、物々交換によって物を手に入れていたと言われています。

でも、物々交換って不便極まりないですよね?

 

「今日は魚たくさん獲れたんだが、米と換えてくれんか?」

「いやぁ、ウチはいらんなぁ」

こんな会話が容易に起こるのは小学生でも理解できます。

 

そこで通貨というものを考えたわけです。最初は貝殻が使われていました。お金が絡む漢字の多くには、このように『貝』が入っています。

『買』『賣(売)』『貨』『貸』『財』『貯』

その後、もっと利便性を高めるべく貨幣・紙幣が生まれました。

 

資本主義社会では「お金には価値がある」という認識をみんなで共有していますが、こうして見てみると、「ただの金属や紙」に見えてきませんか?

② お金はエネルギーだということを理解する(抽象度を上げる)

もっと抽象度を上げてみましょう。

お金というのはエネルギーです。

「お金はエネルギー」なんて言われると、ちょっと怪しさを感じるかもしれませんが、これはオカルトでも何でもなくサイエンスの話です。

 

エネルギーというのは、

『未来で現実を変える可能性を秘めたもの』

と言うことができます。

 

たとえば、グラスを持ち上げると、そのグラスが持つ位置エネルギーは大きくなります。で、グラスを持った手を離すとグラスは落下して割れるはずです。位置エネルギー運動エネルギーに変換されて、さっきまでは何もなかった床に音や破片というものを生み出したわけです。

また、太陽光というのは熱エネルギーを持っているんですが、それをソーラーパネルなんかを使えば電気エネルギーに変換され、お湯を沸かすこともできるようになります。

どちらも、今は形がない状態から『未来で別の形ある何か』を生み出していますね。

 

これがお金だとどうでしょうか?お金は『価値エネルギー』です。

お金の価値エネルギーが大きくなれば、それだけ現実を変える力が大きくなります。

上手にお金を使えるようになると、自分が持っているお金はより大きな『価値エネルギー』となって自分の元に戻ってきます。

ビジネスで言えば、投資して利益を上乗せした売り上げを出すことで、より大きな収入を得ることができますね。

そうやって自分が主体となって、上手に価値エネルギーの出し入れをすることによって、ぐるんぐるんと増幅するポジティブなエネルギー循環を育てていくのです。この『エネルギー循環』という考え方、めっちゃ大事です。

 

将来に備えて貯蓄に励む人は多いですが、この行動ちょっとヤバイかもしれません。『貯蓄』は『循環』と真逆の行為ですから。ため込もうとすると流れは淀みます。

貯蓄に関しては、社会はブロガー『Chikirinさん』の記事が秀逸すぎるのでリンクを貼っときます。

③ ブロックがない人の中で過ごす(行動する)

「あなたの周りの5人の平均年収があなたの年収」

というのを聞いたことがあると思います。これは「僕らは人間関係の影響をモロに受けている」ということを表しています。

 

日本でいくら英語を勉強しても全く話せるようにならないのに、海外に住んだことで英語でコミュニケーションが取れるようになったなんてことはよくある話です。

思考パターンを変えたければ、環境を変えるのが効果的です。

具体的には、ブロックがあまりない経済的な成功者に会いに行くといいですね。

これは僕の実体験でもあるんですが、お金に支配されていない素敵な成功者と時間を共にすることで、自分を縛っていた思い込みから解放されていきます。

もちろん、一度会って終わりにするんじゃなくて、その後も何度も会いに行ったり、連絡を取り合える関係を築ければサイコーですね。

④ 実際に稼いでみる(行動する)

要は、「自分でビジネスをやって見ましょう」ってことです。これが一番効果的な方法です。

自分でビジネスをやると、自分の中にあるお金のブロックにぶつかることが多いはずです。

・セールスに対するブロック

・投資に対するブロック

・お金を払うこと・もらうことに対するブロック

などなど。

そういったブロックに挑みながら行動していくことで、気づいたらブロックが限りなく小さくなってたってことが起こってきます。

 

お金のブロックが外れると、ブロックを持っている人の言動が気持ち悪く感じ始めます。

例えば、「お金は大事だけど、お金がすべてじゃない!」って言葉に違和感を感じるようになるし、

「お金がなくても心が豊かならそれだけで幸せ」的な言葉にはツッコミすら入れたくなるはずです。(笑)

幸せはお金で買えるのか?

答えは「Yes」でもあり「No」でもあります。

年収と幸福度は比例する。あるポイントまでは・・・。

これはうっすらわかってると思いますが、そもそも、お金を稼ぎ続けることだけで『幸せ』になり続けることはできません。

 

以前、米プリンストン大学が『年収と幸福度』に関するこんな調査結果を出しました。

それは、収入による幸福度は年収約800万円で頭打ちになるということです。

つまり、年収が800万円までは収入が増えるにつれて幸福感が増えていくけれど、「それ以降はあなた次第ですよ~」ってことです。

 

だから、単純に【年収=幸福度】と捉えることはできませんが、『お金』というのは、人生で直面するであろう問題の多くを解決してくれます。

「お金で問題を解決する」って言うと嫌悪感を示すかもしれませんが、その感覚自体がブロックなんです。

お金で買えるものは想像以上に多い

『真の友情』『仲間』『人間的信頼』『知性』『尊敬』『愛情』『成長』などをお金で買うことはできません。言うまでもないですね。

でも、実は、上記のもの以外は、だいたいお金で手に入れることができます。

 

たとえば、休日の1時間を家の芝刈りに当てないといけないとすれば、庭師を雇うことで、その分好きなことに時間を使えます。

飛行機で長距離移動する際もビジネスクラスやファーストクラスを取ることで、ずいぶんとストレスから解放されます。

日々の食事でも、健康のためにちょっと割高な有機野菜やその他の健康食品に手を伸ばすこともできますね。

子供に優れた教育の機会を与えることもできるし、海外旅行に連れて行って世界を見せてあげることだってできます。

などなど。

 

あなたも「お金さえあればやってみたいこと」って結構あるんじゃないでしょうか?

お金は無限大の幸せを運んできてくれるわけではないけれど、その先の幸せを自力で手に入れるための大きな機会と選択肢をくれますね。

Time is worth more than money :未来の時間はお金で買える!

「Time is money(時は金なり)」と言う言葉がありますが、問答無用で「時は金以上なり」です。

過去の過ぎ去った時間はお金で買うことはできません。『時間 = 命』です。

 

過去の時間は取り戻せませんが、未来の時間はお金で買うことができます。お金があれば収入のための拘束時間を、他のことに使うことができますよね?

 

本当は大して好きでもない仕事を、自己洗脳的に「今の仕事が好きだ」「やり甲斐がある」と言って仕事をしている人は多いようです。

でも、考えてみてください。その仕事とは別枠で十分に生活していけるだけの収入あるとします。

そんな状況で「それでもその仕事を続ける?」かと問われた時、「今の仕事、好きだからもちろん続けるよ」って人は案外少ないんじゃないでしょうか?

 

ある意味、お金があれば本当にやりたいことをやるしかなくなるのです。

お金は本当に自分が求めているものに気づかせてくれるきっかけになるかもしれませんね。

お金とともに幸せに生きていくために

これからお金は電子マネーとして、確実に物理空間から情報空間にシフトしていきます。もうすでにキャッシュをほとんど持たずに生活している国もあります。日本でも『楽天Edy』『PASMO』『Suica』『iD』『QUICPay』など、遅ればせながらもこの流れに乗っているようです。

将来的には硬貨や紙幣が消えてすべて電子決済になるでしょう。

これが何を意味するのかと言うと「お金というものの実態がますますつかみにくくなる」ということなんです。そうなった時、お金のブロックがあるとちょっとお手上げ状態ですね。

作家の本田健さんが著書の中でこんなことを言っていました。

お金の奴隷ではなく、お金の友人として生きていこう。

 

お金は人生の可能性と選択肢を与えてくれます。それをどう使いこなせるかは自分の器とマインド次第。

一生ついてまわる『お金』です。お金のブロックとともに生きていくか、お金の友人として生きていくかは自分で選ぶことができるのです。

できることなら、お金を上手に使って楽しく生きていきたいですね!

 

 

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